蝶式糸除毛🧵
台湾の私のお師匠、シャオ先生より、
日本人の中で一番にマンツーマンで教わりました。
2010年の5月、今でもその場面を覚えています。
習ったあと、習い終えた当日から、
それはもう、明けても暮れても練習練習。
先生に習ったことを忘れないように、繰り返し繰り返し、ずーーっとしていました。
うまくいかない日が続きました。
うまくうぶ毛をとらえられない.....
それでも手を止めた日はなく、サロンの仕事の合間、お休みの日も、ずっとある果物で練習を繰り返していました。
ある日、これだ!と感覚を掴み、そこから、
わざと厳しいことを言ってくださるお客様や知人、色々な骨格の方々、体毛のわざと多い方など、
練習モデルも何名だっただろう、相当数、
練習をさせていただきました。
あの頃、ご協力頂いたたくさんの方々、
本当にありがとうございました。
なんでもそうですが、技術を先をゆく先生や、どこかの学校で習ったら、つべこべ言わずに練習あるのみです。
それは自分のためであり、導入を楽しみにお待ちくださっているお客様のためなのです。
愚痴や不満を述べて、余計な邪念を入れて言っているうちに、良い事など起こるはずはありません。
習ってそれだけで満足している方に限って、
練習も疎かで、文句や誰かのせいやお道具のせいにしている方もきっと多いです。
練習をしてもないうちから、出来ないことに焦り、文句だけは一丁前って、恥ずかしい以外の何物でもありません。
練習以外、何か方法ありますか?
最初からうまくいく人なんていません。
自分が習おうと自分で決めて、知らない技術を習ったら、
あとは練習を人よりも何十倍も練習した人にしか、向上も成功も売上も人望もついてはこないです。
美容の仕事は、どこまでもお客様が主人公で、
美容技術を行なう者は黒子の役割です。
お客様より自分が前に出ることはないです。
お客様に楽しい、嬉しいと感じて頂く為に、
後ろから技術とコミュニケーション能力、細やかな配慮でサポートをさせていただく。
美容人が、自分だけが楽しむためにする仕事ではないです。
お客様より自分が綺麗でいることが楽しいから、この仕事が好き、だなんてアホな判断が正しいと思っている方がもしいたとしたら、
この仕事、向いてません。
この世界、そんな甘くありませんから。
美容を、お客様を、女性をナメてはいけません。
時間は有限。
技術は1日にして成らず。
血のにじむ程の努力・練習をした人が、
その技術で食べていけるようになります。
特に美容マシンではなく、蝶式糸除毛のように、
自身の手の動かし方で全てが決まる、手仕事の美容技術は、繰り返しの鍛錬とあとはセンスがあるかないか、です。
手仕事というと、様々多種に渡りますが、
理美容師さんのカット技術もそう、
ネイリストさんの技術もそう。
どんな凄いと言われる先生方も、何年経とうと、
誰よりも何かを積み重ねておられます。
見た目に華やかでも、見えないところでの努力、苦労が絶対にあります。
技術にテッペンやゴールはありません。
どこまでいっても、何年してても挑戦です。
有難いことです、本当に。
美容の世界に入らせていただいて27年、
蝶式糸除毛をメニューとして導入させていただいてから、今年でちょうど10年を迎えました。
もう本当にあっという間の歳月でした。
有り難く、お客様に毎月ご愛顧をいただいております。
シャオ先生とお支えくださっております日本語窓口様のK様のお陰なのです。
常にどんな小さなことでも、生徒様の情報など、
全て共有していただいております。
どこまでいっても、師弟の関係です。
コロナが落ち着き、渡航が可能になられ、日本へ講座でお見えいただいた時は、また先生にお会いして、お礼を申しあげたいです。
なんでも、焦らず、
コツコツ、
コツコツと、続けていること。
継続していることが、いつしか自信や信頼に繋がります。
ありがとうございます。
蝶式糸除毛は、お痛みはございません。
むだ毛・うぶ毛と一緒に、
古い角質を、数種類のお糸で、
無理な力をかけずに取り去るので、
仕上がりは、驚くほどのスベスベ感と艶感、
むきたてのゆで卵のようになります。
素肌が輝くと、おシミを隠すことに気がいかなくなるのも、大きな魅力の1つだと思います。
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